金平敬之助さんの訃報が届きました。
ガンで余命1ヶ月とは聞いていましたがやはりショック、残念でなりません。
10年来毎月、虹の架橋を添えた便りを送ると真っ先に返事が来るのが金平さんでした。「ひと言の思いやり」、「ひと言の贈り物」の著者らしい簡単明瞭、思いやりのこもった言葉に何度救われたかわかりません。
5月30日付のハガキが最後の便りになってしまいました。
「松崎さんのネパール写真展、見に行きたいのですが、まだ一寸ムリなので残念です。
16キロ減ると体力が戻りません」という文面の行間に無念さが滲み出ていました。差出人名はいつもの「金平敬之助」ではなく、ひらがなで「かねひら」でした。1枚のハガキを書くのにどれだけ金平さんの体力を消耗したのか。申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
故人の遺志で香典や弔電等のお悔みは辞退されるとのこと、金平さんの著書を読み返しながらご冥福をお祈りしています。
http://www.sunfield.ne.jp/~yachan/niji/kanehira.htm