『出会いは心の花を咲かせる』という言葉を信条とし、「出会いのある教室」を実践し続けてきた元小学校教諭の内堀一夫先生が21日夜、お亡くなりになりました。70歳でした。
私が内堀先生と出会ったのは今から12年前の春でした。「虹の架橋」という新聞を作りはじめて半年ほど経ったころ、続けることが大変で思い悩んでいたときに、24年間も学級通信を書き続けている小学校の先生の講演録が発刊になったという記事を月刊「致知」で見つけました。早速注文して読んでみると、90ページほどの「星ひろば」という冊子の中には感動が溢れていました。この冊子に出会わなければ虹の架橋は続いていなかったと思います。そして、内堀先生と出会ったお蔭で頼経健治さん、鍵山秀三郎さん、金平敬之助さん、大野勝彦さん…と次々にご縁の輪が広がり、内堀先生が退職後に立ち上げた「まごころ塾」という勉強会では、内堀先生を師と仰ぐ若い先生方とご縁をいただきました。
今年3月3日のまごころ塾でお会いしたときに、長野県から参加した山口寿彦さんと3人で記念写真を撮りました。「もしかしたらこれが最期になるかもしれない」という予感が的中してしまいました。
今日は、久しぶりに『星ひろば』を読み返し、改めて内堀先生の実践の偉大さに感動を覚えました。
内堀一夫先生のご冥福を心からお祈りいたします。 合掌