東京の日本橋三越本店で「没後80年金子みすゞ展」が開催されていますが、さくらもーるのセンターコートで開催中の書き初め展の中にも金子みすゞコーナーがあります。
子供たちが金子みすゞの作品の中から一番好きな詩を選び、好きな書き方で作品を作っています。約30点の作品の中に、「積った雪」が4点ありました。
『積った雪』
上の雪 さむかろな
つめたい月がさしていて
下の雪 重かろな
何百人ものせていて
中の雪 さみしかろな
空も地面もみえないで
この詩の意味がわかる子供たちの感性が素晴らしいと思いました。
今朝も大間々は雪の朝を迎えました。
春の雪ですからすぐに融けてしまいましたが、金子みすゞの詩の世界に浸ることができました。