毎年、『抜萃のつゞり』という冊子が無償で送られてきます。この冊子はクマヒラという会社の創業者・熊平源蔵さんが社会への感謝・報恩の思いから昭和6年に創刊し、1年に1冊発行し、今回届いた『抜萃のつゞり』は70号目です。国内海外に8万3千ヵ所、45万部も発行しているそうです。「この1年間の新聞、雑誌、書籍などから、珠玉のエッセー、コラムを抜萃し…、(中略)心にしみる感動、喜びを、より多くの方々に共感していただければと、社会貢献の思いをこめ…」とはしがきに書かれています。
発行の趣旨も内容もすばらしく、熊平源蔵さんや孫に当たる現会長の熊平雅人さんに感謝しながら一気に読ませてもらいました。
伊集院静さんのエッセーが特に心に響きました。「感謝しなくちゃねぇ」が口癖のお母さんとの思い出のエピソードでした。
「感謝しなくちゃねぇ」という言葉と思い、忘れてはいけませんね。
「虹の架橋」も、感動や喜びや感謝を共感できるような地域情報紙でありたいと願っています。