このたび、みどり市立福岡西小学校が137年の歴史に幕を下ろし、閉校記念式典が行われました。
みどり市では去年、神梅小学校が閉校し、2年連続で長い歴史のある学校が姿を消しました。
最後の年となった今年度の在校生は44名(全校で5クラス)。地域の人たちと一緒に米を作ったり、校舎の横を流れる渡良瀬川にヤマメの稚魚を放流したりと、小さな山村の学校だからこそできる行事もたくさんありました。
閉校式の最後には、在校生が4月から通うことになっている大間々北小学校の金管バンド部員40名の見事な演奏があり、福西小の児童も地域の人たちも感慨深く聴き入っていました。そして、最後に福岡西小学校の校歌を演奏し、全員で合唱。この学校を卒業し、この学校を長く見守り続け、愛し続けてきた地域の人たちは歌いながら皆、涙を流していました。福岡西小学校は閉校になりますが、地域の人たちの中ではいつまでも行き続けてくれると思いました。