ネパールで支援活動を続けているOKバジこと垣見一雅さん。大間々北小学校で講演をしていただいた際にネパールの子供たちが着ていたTシャツを見せてもらいました。どこが前だか後ろだかわからないほどぼろぼろになったTシャツ。毎日重い荷物や水を背負って何キロも歩くため背中が擦り切れてしまうのだそうです。真冬にこのTシャツ1枚で震える少女の姿を見たときにとても胸が痛んだそうです。
藤原正彦さんの「国家の品格」という本に「惻隠の情」ということが書いてありました。日本人の美徳である惻隠の情(ほっておけない心)をもってネパールに移住した垣見さんは講演の中で「ないものねだりをするのではなく『あるもので、今から、ここから、自分から』を心がけましょう」と話していました。
お蔭様で「惻隠の情」の表れとして私のところへも「OKバジに渡してほしい」と支援を申し出てくれる人がたくさんいます。
垣見さんをこれからも応援したいと思っています。