みどり市東町草木の富弘美術館で、特別展「とうちゃん」が始まりました。
星野富弘さんのお父さんのことを綴ったエッセーや詩画をまとめて展示しています。
私は「別れ(サンガイグサ)」の詩画を見るたびに自分の父親を思い出してしまいます。サンガイグサは「仏の座」という春先にどこにでも咲いている草花です。サンガイグサの咲く季節に亡くなったた父ちゃんに「幽霊になってでも出てきてほしい」と語りかけている詩です。
…
父ちゃん
気付くのが少し遅かったけれど
分かりました
詫びることもお礼をいうことも
出来なくなる別れが
あるということを
ここまで読むとなぜか涙が出てしまいます。
矢車草やヒヤシンスの詩画もとても心に響きます。
8月31日までやっていますので是非お出かけ下さい。