「写真集・足尾鐵道の一世紀」の出版を祝う会が桐生の地場産業センターで開かれました。
近代産業の牽引役という光の部分と公害の原点という影の部分を合わせ持つ足尾銅山の歴史からは学ぶものがたくさんあります。
「鉱山業は運搬業である」と言われるほど重要な役目を担う輸送手段は「あかがね街道」から足尾鐵道、国鉄足尾線、わたらせ渓谷鐵道という変遷をたどり、地域の経済や文化の発展を担ってきました。
著者の小野崎敏さん、古美門佳一郎さんとのご縁から出版パーティの司会を頼まれました。国会議員のセンセイ、市長や地元の名士の先輩方が一堂に集まる会の司会という大役の依頼に躊躇しましたが、「頼まれごとは試されごと」という言葉を思い出して、思い切って引き受けました。
やってよかったと思いました。
1度お会いしてお話をしたいと思っていた女性写真家の方と名刺交換をしました。相手の方も「虹の架橋」のことを知っていて、「どんな人なのか1度お会いしてみたいと思っていたのですよ」と言ってくれました。
再会を約束しました。
素晴らしい人とのご縁がまた広がりました。