今日23日は父の命日です。
9年前の午前4時16分に「あの世」に旅立ちました。
今朝はなぜか、その時間に目が覚めました。
布団の中で般若心経を唱えました。 (無精を反省しつつ)
あの日の朝のことが思い出されました。
あの日は和子が病院に泊まっていました。
夜明け前に電話。
急いで病院へかけつけましたが間に合いませんでした。
最期を看取ってやれなかった無念さがこみ上げてきました。
あれから9年。
今年も今日は祝日です。
朝の散歩コースに彼岸花が咲いていました。
国旗を掲げている家がありました。
架け替え工事中の高津戸橋は歩道だけが通れるようになっていました。
「この世」の終わりは「あの世」のはじまりでもあります。
あの世の誕生日が彼岸の中日であり、「旗日」というのもいいと思いました。
「この世」と「あの世」の間には、心が通い合っている人にしか見えない大切な橋が架かっていると思いました。