我が家の庭には金木犀の木が2本あります。枝をはり、葉を茂らす金木犀は鳥たちにとっては安全地帯なのでしょう。キジバトらしき鳥の巣があって、頻繁に木の下から枝の中に出入りしています。
毎年この時期に黄金色の小さな花が咲き、甘い香が周囲に漂っています。
今朝、玄関前の金木犀の写真を撮りましたがもう花の時期は終わりに近づき、香りも弱くなっていました。
ずっと同じ場所にありながら、金木犀の存在に気づくのはこの短い期間だけ。あとの350日は木の存在も忘れて通り過ぎています。
いろいろなことにもっと気づいてあげなければと思いながら、ふと、気づかれないから鳥たちにとっては安全なのだということにも気づきました。