足利屋前の岡直三郎商店さんは222年前に滋賀県日野から来た近江商人。
醤油醸造の老舗になぜかローマ字の文字と、「蘭方」「長崎観生堂」「ホルトス」といった文字が書かれていました。「ホルトス」をネットで調べたら幕末に作られた薬の名前であることがわかりました。
今日、岡商店さんの隣のお茶屋の小倉園のおばさんから貴重な話をたくさん聞かせてもらいました。小倉家は岡商店さんよりもさらに古く、岡忠兵衛さんが222年前に近江から大間々へ来て最初に草鞋を脱いだのが小倉家だったそうで、3000坪の敷地を5両で斡旋したそうです。
昔の資料やたくさんの写真の中に小倉園のおばさんの若いときの写真がありました。
昔の婦人雑誌の表紙に出てくるような美人でした。(今でも美人です)
お知らせ 1月12日(火)TBSのイブニングワイドの中で6時20分~35分頃に岡直三郎商店さんが町田で経営している醤油料理の『天忠』(天明7年に岡忠兵衛が創業した店の意)が紹介されるそうです。
(上の写真のホルトスの看板は通常は見ることができません。同じ看板が扉になっていて、通常は下の写真のように判読が難しく、色が褪めてしまっています。何かの折に特別公開してもらいたいと思っています)