元秋田県の校長会会長の船越準蔵先生の『助け合う魂を心に吹き込む』という本を読ませていただきました。「加奈子への手紙」シリーズの10冊目の本で、今回も、教師になった加奈子さんへの手紙の形式で、教育のあり方を分かりやすく説いてくれています。
子供の時に、「わがまま」を何千回も何万回も繰り返せば、わがままな人間になるし、同じようにして「親切」を何千回も何万回も繰り返せば、親切な人間になるという、中国古代の思想家の言葉は、現代の子どもの教育にも強烈な示唆を与えます。このことを、わが国では古くから、「三つ子の魂、百までも」と言ってきました。
「人は助け合って生きる生き物です」と繰り返す船越先生の言葉をかみしめながら、偶然見つかった、父のシベリヤ抑留体験の手記を読んたときに、「人は助け合って生きる生き物です」という言葉が、いっそう説得力を持って私の心の中に入ってきました。
興味がありましたら読んでみて下さい。本のお申し込みは、直接船越先生へ。
〒011-0943 秋田県秋田市土崎港南2-1-43 船越準蔵先生