田中真澄著「人生の勝負は後半にあり」(ぱるす出版)を読み返しています。
この本の中で田中先生は、今の日本人の多くが国民としての誇りを持てないでいるのは、アメリカの占領軍が日本人に自虐史観を植え付け、戦前の日本の伝統・文化をすべて否定する考え方を国民に沁み込ませたためと指摘しています。
「これを是正するには、各地の伝統文化を見直し、それを愛する国民を少しでも増やすことです。」と書いています。そして、「地元の伝統的な文化を大切にし、町の発展に寄与し続ける経営者の事例」ということで足利屋が「虹の架橋」を発行したり、「町の伝統文化の保存のための企画を次々と実施し続けている」ことが紹介されています。
「三方良し」の会や「郷土を美しくする会」の活動が著名な先生の本で紹介され、新聞にも取り上げていただき、理解者が増え、活動の輪が広がることはとてもありがたいことです。
http://www.sunfield.ne.jp/~yachan/niji/hikoukai8.htm