お変わりありませんか。
早いもので3月も終わりに近づきました。
桜の花も三分咲きといったところでしょうか。
虹の架橋138号、139号でも紹介した大間々町桐原の五十嵐さち子さんの詩集「母ちゃん」が大きな反響をよんでいます。
詩集を読んで感動したイエローハット相談役の鍵山秀三郎さんはこの詩集を出版社に大量注文をしてくれたそうです。五十嵐さんも増刷を決心し、私も注文をしました。(600円)
五十嵐さんは「母ちゃんの詩は貧乏な昔の話を詩に書いたものなので恥かしい」と言っていますが、もののない時代には「もの」よりも大事な「こころ」が溢れていたように思います。
トルストイの『戦争の平和』のなかに「一切の不幸せは不足から生じるのではなくあり余るところから生じるのだ」という言葉があることを鍵山さんから教えていただきました。
もののない時代に逆戻りした方がいいとは思いませんが、豊かさに感謝し、足るを知る心が必要だと思います。
五十嵐さんの詩はそんな大切なことを教えてくれています。